てつねこくおりてぃ

私の好きなことを書くブログ

【エッセイ】朝、目が覚めたら

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目が覚めて、まず1番最初に私がすること、それは、時計を見ること。

平日なら、目覚ましを止めて、職場へと出かける準備へと進む。着替え、布団の片付け、洗顔、朝ごはんの準備などなど、とにかく朝は、やるべきことが多い。ただただ、それらを淡々とこなしていく。

 

休日は、というと、

「今日は、休みだよね。ゆっくり寝ててもいいんだよね。」と、寝坊してないこと、いつ起きてもいいということを確認して、ホッとする。

どうやら、決まった時間に起きて、職場へ行くんだという思いが、朝起きられなかったらどうしようという思いに繋がっているようだ。それが、休日の朝、私を猛烈に不安にさせている。

 

ああ、辞めたいなあ。朝、好きな時間に起きたい。職場を辞めたら、こんな不安も解消されるのに、と思う。

 

そんな私は、密かに早期退職の計画を立てている。計画と共に、早期退職した後の生活のイメージングも始めた。毎日が休日になったらどうなるのか、予測して、準備しておきたいのだ。

とはいえ、 私は、学生生活から会社勤めへと切れ間なく、平日に出掛ける生活を続けてきたのだ。辞めたらどうなるかなんて、想像もつかないばかりか、社会性の低い私は、社会との繋がりが失われてしまうのではと、やっぱり不安になる。

 

まったく、どんなふうに生きようとも、不安って、なくならないものなのかなあ。

 

今日はGWの最終日。明日からまた、職場に行かなきゃだ。行きたくはないけど、行くところがあり、会う人がいることに、わずかながら安心感がある。不思議な気持ちだ。

 

今夜、寝る前に枕を5回叩く。こうしておくと、明日の朝、目覚めたときに迷いなく、起きて行くんだ、という気持ちになる。

不思議と不安な気持ちはない。

 

そうだ、休日の前夜は、枕を撫でるというのはどうだろうか。そうして休日を楽しみに眠る。

次の休日が楽しみになってきた。