てつねこくおりてぃ

私の好きなことを書くブログ

【エッセイ】趣味とともに

https://www.instagram.com/p/BEJZbRGxBYT/

Japanese needlework sasiko1

 

私は、趣味人間である。

趣味人間とは、常に何かしら趣味を持ち、趣味なくしては生きられない人間のことである。これは、私の造語であることはいうまでもない。

 

私の趣味の根源は、私が1歳半の頃へと遡る。私は、折り鶴を折ってはほどきを繰り返す、不気味な子だったらしい。

幼稚園児になると、見よう見まねで編み物を始めた。

小学校では、図書室に通った。生物や化学の図鑑、推理小説をよく読んだ。当時の愛読書は、「明智小五郎と少年探偵団」だ。また、植物を愛し、家の敷地を掘り返しては、花を植え、よく枯らした。

 

中学生になり、色気づいた私のモテへの思いは、ものづくりに対する凄まじいモチベーションを生み出した。クッキーを焼いたり、巾着袋にアップリケをしたり、クッションを作ったりに励んだ。

また、乙女心を詩に綴るという恥ずかしい趣味に恥ずかしげもなく没頭できたのも、このころだ。作品が一つも残っていないことが、なにより幸いである。

高校生になると、編み物に熱狂した。もちろんプレゼントするためである。今思えば、もらった方もずいぶん迷惑だったことだろう。

 

成人すると趣味の方向性は、変わってくる。

まずはドライブ。苦手なことに挑戦するぞと意気込んで運転免許を取り、自動車を乗り回した。そしてスキー・スノーボード・サーフィンと誘われるままに、屁っ放り腰ながら果敢に挑戦した。

極め付けは、バイク。人は時に、とんでもない勘違いをし、できもしないことをやろうとすることがあるものだ。バイクの運転は、最後まで下手なままだった。

 

こうして振り返ると、子供の頃の私は、純粋に自分の興味のあること、していて楽しいことを趣味としていた。しかし、成長するに従い、周りを意識し(特に男)、誰か(特に彼氏)に影響されて始めたことを趣味としてきたといえる。男変われば趣味変わるとは、よくいったものである。

 

今、趣味はと問われたら、読書、手芸、ガーデニングと答える。

無理のない生活をするようにしていたら、自然と小さい頃からの趣味だけが残ったようだ。

今後は、私が本当に好きだったことを趣味として、のんびり生きていきたい。

とはいえ、占い師によると、来年再来年、私はモテ期を迎えるらしい。新たな趣味ができる可能性もゼロではないことも楽しみにしたい。

 

写真は、今はまっている刺し子の作品。

https://www.instagram.com/p/BEJZe8DxBYf/

Japanese needlework sasiko2

https://www.instagram.com/p/BEJZjjQxBYo/

Japanese needlework sasiko3

 

 

 もうひとついかがですか?

tetuneco.hatenadiary.com

 

 

私を綴るエッセイ的なものたち

tetuneco.hatenadiary.com