てつねこくおりてぃ

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【エッセイ】私へのごほうび

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毎朝、老体に鞭打ち、ラジオ体操に励んで1週間以上が経過した。我ながら、珍しく続いているなぁと思う。それは何より、ラジオ体操を始めたことで、肩の調子が良くなってきているという実感があるためであり、さらに今より悪くならないように、そしてあわよくば痛みが消えてなくなることを期待させるからである。

調子に乗った私は、ラジオ体操を続けていることを自慢したい気持ちからと、自分へプレッシャーを与えるべく、あえてラジオ体操を続けていることを周囲に触れ回っている。

 

すると友人の一人が、「スタンプでも集めたらいいんちゃう?」と言い出した。 さらに、「スタンプいくつか貯まったら、エステに行くとかええんちゃう?」と言う。

そうだ。ラジオ体操といえば、あれだ。夏休みだ。

今もあるのかどうか知らないが、私の幼少の頃は、夏休みの早起き習慣のため、毎朝、ラジオ体操に参加させられていた。近所の公園に子供が集まりラジオ体操をするのだ。

終わると子供会だかなんだかのおっちゃんが紙にスタンプを押してくれた。集めたら、皆勤賞だかなんだか、これも忘れたが、何かごほうびがもらえたような気がする。

懐かしい。懐かしすぎる。

 

なるほど。試しにと、こういうポイント集めのようなことのできるアプリがないかなと検索してみたら、ありました。その名も「ごほうび」。 

 

このアプリ、自分でやりたいことを設定し、それを実行するごとにもらえるポイントとそのポイントをいくつ集めたらこのごほうびをという設定ができるアプリなのである。いやはや、こういうアプリを作る開発者がいるもんなんだなと感心した次第である。

私は、そそくさとアプリを入手し、早速いろいろとやりたいことや、やらねばならぬことを設定し、自分にごほうびを設定することにした。

 

しかし、そこで私の手がピタリと止まってしまった。このごほうびは、誰かが私にごほうびをくれるものではなく、ポイントが貯まったら自分で自分にごほうびを与えねばならないのである。さてどうする、この自分へのごほうび。

 

私は、数年前よりミニマリストを目指して以来、めっぽう物欲が落ち、買いたいものがほとんどなく、むしろ何か捨てられないかと常に家の中の見回しているような状況である。そして、あんなに必死なっていたエステ通いも、いい歳して顔ばかり気にしているのはおかしいと、スッパリやめてしまった。毎月つぎ込んでいた化粧品も、自分で手作りする始末で、ほとんど買わずに済ませている。

考えに考えた末、300ポイントで、お気に入りのケーキ屋さんでケーキ、そして、600ポイントでもまた、そのケーキ屋さんでケーキと設定した。

 

 

なんだろう。自分自身のモチベーションが上がるようなものが何もないとは、なんだか生きる活力のようなものが減退しているような気がするが、気のせいだろうか。

 

いつか物欲を捨て、山にこもって仙人のような暮らしをしたいと思っていたが、もしかしたらもう、その目標を達成しているのかもしれないあ、仙人は、ケーキなんか食べないか。

 

 とにかく大好きなケーキ屋さんがあってよかった。

 

 

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