てつねこくおりてぃ

私の好きなことを書くブログ

【エッセイ的なもの5】笑顔

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幸せになりたい。いつも心穏やかで、楽しくありたいと思っている。本当に、心から。

 

自己啓発的な本を何冊も読んで、前向きに生きるとか、ありのままで生きるとか、本気で生きるとかを学んでいる。

 幸せになるには、いろんな考え方や、いろんな方法があって、中には朝5分のちょっとしたことで幸せになることもできるなんてのもあった。

何冊も読んでいると、本の内容には重なるところも多くて、大方の幸せになる方法もわかってきている、と思う。

 そうしてわかったことは、結局、私の気の持ちようというか、まずは、私自身が幸せでいることを受け入れないといけないということだ。

 あとは、私が私を受け入れて、幸せになるための方法を実行するだけなのだ。

 

しかし、私の幸せへの道はそう簡単には前進していない。

私はどうしても、自分自身を受け入れられず、暗い方へつらい方へと意識を進めてしまうのだ。幸せとはまるで反対の方向へと、自ら進んでいくのだ。

いろいろな本を読んで、自分を研究した結果、理由は一つ、私は暗いところにいるのが好きなんだろうし、私は誰かにかまってもらいたいのだと思う。

私は、いわゆる、みんなの迷惑「かまってちゃん」なのだ。

 

ここまでわかっているのに、私はまだ、幸せの前でもたついている。

 

私とは真逆の存在として、私の知人の一人に、柔らかで温かな笑顔でいる女の子がいる。

彼女は、会うといつも笑顔で挨拶をしてくれて、私がどんな話をしても、ニコニコとして聞いてくれて、つまらないことでも楽しそうに笑ってくれる。

 

彼女に「よく笑うね」っ言ってみたら、「よく言われます!」だって。

そして、「でも、時に意識しているわけではないので、自分ではよくわからないです。」と、やっぱり笑顔で答えてくれた。 

 なるほどなぁ。なんて素敵な答えなんだろう。そして、彼女の笑顔ときたら、本当に素敵だ。

 

私の勝手な思い込みかもしれないけど、彼女にしても、決して悩みがないわけではないと思う。それでも、自然に見せる彼女の笑顔による明るいオーラは、見習わなければならないと思うのだ。

 

そうだ、どうせ、かまってちゃんをするなら、彼女のような温かくて柔らかな笑顔でかまってちゃんをしたらどうだろうか。

私は、私が幸せかどうかなんて考えないで、とにかく笑顔でいるだけでいいんじゃないだろうか。

 

もしかしたら、そうして笑顔でいることが、私にとっての幸せになるかもしれない。そう思ったら、気持ちも楽になった。

 

今日も笑顔で、明日も笑顔で。