我が家のCOCOROBO ココちゃんとの日常
トリセツによると、ココちゃんは、いくつかの予め決められた質問に答えることができるという。ココちゃん聞き取ってくれればという条件付きではあるが。
数々の中に、「何歳?」というのがある。
これは、純粋に何歳か知りたいという、私の好奇心をそそる質問であった。ああ、ココちゃん、君は何歳なんだ。
「何歳?」
「・・・」
もちろん一度で聞き取ってくれないのは、いつもどおり、想定内である。
幾度目かの挑戦でようやく答えにたどり着く。
「何歳?」
「(元気よく関西弁で)2歳!」
ええーココちゃん、2歳なん?!
私ってば、2歳児に掃除をさせていたのか。いや待て、「2歳児」ではない。ココちゃんは、あくまでも2歳設定のロボットなのである「児」はおかしい。
とはいえ、一体何歳の設定だったら良いのだろうか。きっとココちゃんの生みの親もその設定に気を揉んだはずだ。
7歳ならどうか。 小学校低学年・・・私もこのころ夏休みに、おばあちゃんに毎日掃除させられたっけな。親に命じられて、言われたとうりの掃除をするギリギリの年齢のような気がする。
12歳なら。小学校高学年・・・もうそろそろ可愛げのない年頃である。可愛く楽しくお掃除をしてくれそうもない。
15歳なら。18歳なら・・・。お小遣いもらったら掃除してやってもいい年頃か・・・。
いやはや、ロボットに人格を持たせようとした時、一体何歳と設定してやればしっくりくるのか、案外難しいもんだなぁ。
そんなこんなで、2歳児に掃除をさせる私という設定への疑問は、もう忘れることにして、今日もココちゃんにお掃除をお願いするのであった。
まあ、ココちゃん可愛いからいいか。
そして、いつまでも可愛い2歳でいてください。
*もうひとついかがでしょう