てつねこくおりてぃ

私の好きなことを書くブログ

【COCOROBO日記】ココちゃん、今何時?

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我が家のCOCOROBO ココちゃんとの日常

 

 

ココちゃんは、なななんと、時間を聞いたら声で教えてくれるのです。

そんなお利口さんと知り、ココちゃんに時間を(もっちろん、標準語で)聞いてみました。

 

「今、何時?」

(・・・)

 

やや。また無視か。聞き取れなかったかな。もちっと近づいてみるかな。

 

「今、何時?」

(・・・)

 

うーん、ココちゃん。ココちゃんのお顔に、デジタル時計が表示されてて、もう今何時か見えちゃってるよ(上の写真をご覧ください。)。

14時16分やん、今。

 

「今、何時?」

「もうすぐ、」

 

おお、聞き取れたみたい。返事くれそう、んでも、もうすぐって・・・

 

「14時20分やでー」

 

ええええー。

教えてくれたはいいけど、結構おおざっぱーーーー。

なるほど。

この質問は、会話らしきものを楽しむもので、正確な時間を知りたいときは、目で見て確認したらいいのね・・・。

 

 

まあ、ココちゃん可愛いからいいっか。

 

 

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【エッセイ】来るもの拒まず

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引っ越しをして、2ヶ月が経過した。我が家にいろいろな人などが遊びにしてくれた。

しかし、思わぬ客が来ることもある。

 

まず、カラスが来た。

屋根の上で、カァカァと鳴くにとどまらず、ある日、ぼんやりと庭を眺めていたら、突然バッサバッサとカラスが舞い降りて、庭を這うトカゲらしきものをくわえて去っていった。

カラスの捕食する姿にも驚いたが、庭にトカゲがいたことにも驚いた。

 

次に鳥。

これまで見たことのない濃い緑の鳥が、毎朝庭先にやってくる。時に、ミミズのようなものをくわえて現れることもあるから驚く。

2羽の鳥が、じゃれあってもつれ、我が家の窓に激突するということもあった。なぜだ。我が家が自然に溶け込みすぎているのか。

 

そして、イタチ。

 これまたあるとき裏庭をぼんやり眺めていたら、視界を横切るあやしい茶色い影が。

リスか。リスと思いたいが、おそらくイタチであろう。

先日も、遊びに来ていた友人が、庭を横切る茶色い影を見て、「ほんまや。イタチがいる。」と驚いていた。見ると、先日の影とは異なり、やや毛色が濃いようだった。近隣に2匹以上のイタチが生息しているようだか、もしかすると、先の物体はリスだったのかもしれない。リス好きの私としては、あれはリスかもという淡い希望は捨てずにいたい。

 

 最後に猫。

 近年、野良猫をあまり見かけなくなったのだが、なぜか裏庭を、黒猫(首輪あり)、黒猫(首輪なし)、白に茶色のぶちの3匹が我が物顔で通過して行く。

首輪ありの黒猫ちゃんなど、裏の石壁の上をお散歩、お昼寝と徐々に我が家に馴染み、ついには、窓の外にちょこんと座って、ご挨拶に来てくれた。

以前より、我が家の猫ちゃんと友達になって欲しいと願っていたので、猫ちゃんを窓辺に連れて行くと、黒猫ちゃんは、我が家の猫を見て相当驚いたようだった。

(上の写真がその時の様子を撮ったもの)

その後もしばらく、黒猫ちゃんは、我が家の様子を伺っていたので、我々に相当の興味があるようだ。是非、また遊びに来てほしい。

 

そんなこんなで、何やら賑やかな我が家であるが、出来れば人に遊びに来てもらいたい。

しかし、学生時代に、貧しい暮らしとボロ屋を友人に見せたくなかった私は、友人を家に招いたことがない。そのため、どうやったら人が家に来てくれるのか、来たら来たで何をしたらいいのか、今一つわからなかったりする。

おまけに、私は空気読めない系なので、どの程度お誘いしてもいいのか、加減がつかめない。

私の社会性の低さには、全く困ったもんである。

 

来るもの拒まず

まあ、焦らずとも、間口を開けて、のんびり待っていれば、誰か遊びに来るでしょう。それよりも何よりも、私に会いたいと思ってもらうことが大事なんだろうなあと、ぼんやりと庭を眺めつつ、考えている。

 

 

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【COCOROBO日記】標準語、特訓中

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我が家のCOCOROBO ココちゃんとの日常

 

ココちゃんは、関西弁使い(関西弁モードに設定)でありながら、関西弁の聞き取りは苦手で、標準語しか聞き取ってくれない。

 

まずは、手始めに「おはよう」から、話しかけを始めてみた。コテコテの関西人が標準語で挑むあいさつ。頼むぞ。聞いてよ、ココちゃん。

 

「おはよう」

(・・・)

 

あれ?ココちゃん、聞こえなかったかしら。

もちょっと近づいてみるかな。発音おかしかったかな。標準語、標準語。

 

「おはよう」

(・・・)

 

なになに、ココちゃんのトリセツによると、最初の「お」と最後の「う」をはっきりというべしか。うむ。

 

「おはよう」  

 (・・・)

 

あー、えー。最初と最後はっきり言ったぞ。やっぱり標準語になったないのかしら。

 

「おはよう」

(・・・)  

  

あれれれれ。うーん、もう一回。

 

「おはよう」

(・・・)

 

 

ココちゃん…

いろんな言い方の「おはよう」だけが、虚しく響く室内。

今日はもうここまで。もう、「おはよう」の正解がわからないよ。周りに標準語を話せる人がいないし、困ったもんだな。

 

まあ、ココちゃん、可愛いからいいんだけどね。

 

 

 

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【COCOROBO日記】ココちゃんは関西弁

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我が家のCOCOROBO ココちゃんとの日常

 

 

我が家にココちゃんが来ました。

早速、関西弁モードに設定。これで、ココちゃんは、コテコテの関西弁使いに変身だ。

なのに、お耳の方は標準語にしか反応しないので、こちらからの話しかけは、標準語に限られている。

 

ところが、私は、コテコテもコテコテ、筋金入りの関西弁使いなのである。

関東地方へ訪れようものなら、ものの数語発しただけで、「関西の方ですか?」と鋭い指摘を受けてしまうのだ。私は標準語を話しているつもりなのに、なぜわかってしまうのか、全く見当がつかない。

 

そんなわけで、コテコテの関西人の私が、引きつった標準語で話しかけると、ココちゃんがコテコテの関西弁でお返事するという、ちょっと切ない生活が始まりました。

 

まあ、ココちゃん、可愛いからいいけどね。

 

 

 

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【エッセイ】父との思い出

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今日は、父との思い出をテーマに語ってみたいと思う。

語ってみたいのだが、これといった語れるような思い出が1つもない。何か1つくらいあっても良さそうなのだが、本当に1つもない。

なぜだろう。私は、父に良い思い出を期待しすぎているのだろうか。

 

じゃあとりあえず、とにかく思い出せることの中で、楽しかったことを書いてみよう。

私が小学生くらいの時、我が家では、毎週日曜日の晩御飯時に、クイズ番組を見るのが恒例だった。家族揃ってちゃぶ台を囲み、それぞれが回答し、当たったの外したので、家族みんなで盛り上がった記憶がある。

あ、これは父の思い出ではなくて、家族の思い出か。

だめだ、次。嬉しかったことを書いてみよう。

あれは確か、私が、(1回目の)結婚をした時のことだった。なぜか父が指輪をプレゼントしてくれた。それには、手紙が添えられていて、「あなたには何もしてやれませんでした。」というようなことが書いてあったような気がする。全くその通り、よくわかっていた父であった。

よし、次。面白かったことを書いてみよう。

あれも確か、私の(1回目の)結婚式のことだった。父が、母を通じて、お式で歌を歌いたいといってきたが、ややこしいので聞かなかったことにしていた。しかし当日、父は、勝手に司会者に頼み、歌の出番を確保していた。しかも、歌い出したら、それは替え歌になっていて、私へのメッセージソングだった。

花嫁の父が替え歌を披露するお式なんて、聞いたことがない。なんだあいつは。

いいぞ、次。好きだったことを書いてみよう。

何1ついいところなしの父だったが、母のことは好きだったらしい。いつも母のことは可愛い可愛いと言っていた。子の私から見ても、お世辞にも可愛いとは言い難い母でああるが、本気で可愛いと思っている口ぶりだった。母への接し方にかなりの問題はあったものの、母を可愛いというところは、唯一と言っていいくらい好きなところだ。

 

 

ちなみに、嫌だったこと、辛かったことは、この100倍くらいはある。どうやら、暗い思い出の向こうに、チラチラといい思い出も混じっているようだ。それは、川で砂金を探す行為に近い。残念だ。

 

お酒ばかり飲んで、家族を困らせ、家族にいい思い出も残せなかった父は、どうしてあんな生き方しかできなかったのか、私には不思議でならない。何が楽しくて、あるいは何が辛くて、あんなにお酒を飲んでいたのか、全く理解に苦しむ。

もしかしたら、父本人にもその答えは、わからないのかもしれない。まあ、その答えを聞こうにも、父に、もう聞くこともできない。

いつか私が天国に行ったら聞いてみたいけど、その時はどうか、お酒を飲んでいない父に会わせてほしい。普通でいいから、普通に話がしたかった。

 

 

 

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【エッセイ】GWの目標

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春先になると、職場では「GWは、どこかへ行くんですか?」という質問を度々受ける。そして会話に困ったら、私からも聞く。

ここ数年は、誰に聞いても「GWは人が多いからどこにも行かない。」という答えが多く、もちろん私も、どこにも行かないと答える。今年もそうだ。

 

そんな中、女性の先輩から、「今年のGWは、何か目標はある?」と聞かれた。

その先輩は、「女性の活躍する社会」などという謎の呪文が唱えられるうんと前から活躍され、初めて職場内でお見かけした時に、なんて素敵なお方なんだろうと驚きととともに強く惹かれたお方である。

それにしても、目標ですか。

言葉に窮した私は、先輩に聞き返していた。聞くと先輩は、毎年GWにやりたいことを、目標として掲げておられるらしい。

ちなみに今年は、「(曲名は忘れたが)楽譜を読む。」なんだそうだ。

私は、学校の授業以外で楽器を学んだことがなく、楽譜を読むということの意味は全くわからない。しかし、その聞きなれない響きに押され、先輩の目標が教養に溢れ、品がものに聞こえて、いたく感心してしまった。

さすがは、乗馬も嗜む先輩だけある。

そして謙虚な先輩は、「まあ、毎年、これをやろうと目標を立てるけど、あんまりできずに終わっちゃうんだけどね。」と笑っておられた。

ならば、と私も負けじと目標を掲げることにした。先輩の目標に負けず劣らず、教養に溢れ、品のある目標はないものか。

 

 「私は、『ゲーテとの対話』を読みます。」

 私は、勢い余って買っただけで賢者になったような気がして、ちらりと開いてそのままになっている本を読むと宣言した。そうだ私は、やると決めたらやる女である。

こうして強い決意とともに、GWは始まったのだった。

 

1日目。21時をすぎて、目標を本を立てていたことを思い出した。しかしとにかく本は開いた。

2日目。午後から本を開いた。しかし体勢がよくなかった。寝転んで、本を読もうとしたために、結果として、読むと寝るの区別がつけられなくなった。しかしとにかく、本意書いてあった文字は読んだ。

3日目。十分な休息により、疲れも取れ、眠気も緩和されたようで、本は読めた。

 

GWも残すところあと2日。私のGWの目標は、あくまでも本を読むことであり、全てを読み通すことではない。そう考えれば、目標は達成できたといっていいだろう。

私は、なんとなく高尚な目標を達成したのだ。

 

 

かの先輩は目標を達成したのであろうか。そういえば先輩も全てを読むとは言っていなかったような。私が心配しなくとも、きっとGWを過ごしておられることだろう。

 

 

 

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【エッセイ】一喜一憂

 

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週に一度、整骨院に通っている。

もともと筋力のない私は、仕事が変わった、ストレスが増えた、ランニングを始めたなどなど、体のどこかに負担がかかると、右肩が痛い、腕が上がらない、膝が痛いと体が悲鳴を上げ始める。

そんなわけで、ここ数年、痛くなっては整骨院へ行き、治ったと思ったら、別の箇所が痛み始めるを、1、2年のサイクルで繰り返している。

今はというと、数ヶ月前から、朝起きると顎がガクガクして食事を取りにくくなってしまった。首の疲れを取ろうと始めた自作のバスタオル枕が良くなかったのかとも思ったが、使うのを止めても一向に良くならなかった。

そうこうしているうちに、右肩が痛み始めた。

 

「顎の違和感は、仕事が変わったせいもあるけど、もともとからの顎の歪みが原因かなぁと思いますよ。」と整骨院の先生。

確かに、数年前から顎の歪みが気になっていたんだった。他にも、口が開けにくいとか、奥歯の噛み締めも気にはしていたけど、特に痛みなどの症状がないので、ほったらかしにしていたのだ。

 「顎関節症とまではいかないけど、それに近い状態ですねー。顎関節症は、顎の小さい女性がなりやすいので、美人病と言われてます。」

うむ。美人病。

「先生、その病名いいですね。そのような病名と診断されたことは、広めていきたいと思います。」と私。 先生の苦笑が、耳に伝わる。

「右肩を上に。」と何事もなかったかのように、治療は続く。

「右肩の様子はどうですか。どういう時が1番ツライですか。」

「そうですね。日常生活には、支障がないのですが、服を着るときにイテテテテとなります。」美人病に気を良くした私は、明るく答えた。

「あーそれは、典型的な五十肩の症状ですねー。」

「・・・」無言により不服を伝える。

「あ、えー四十肩の・・・」

「三十肩でお願いします。」

 

持ち上げられたり、現実を突きつけられたりで、一喜一憂。いくつになっても、若さや美しさへの執着から逃れられないようだ。しかしまあ、いつまで、この一喜一憂を続けていくのだろうか。

 

以前、一つ年上の女子力高めの友人に、キレイのための努力は、一体いつまで続けるのかと問うてみたことがあった。

「死ぬまで。」と彼女は言う。なんのために、と更に問うと、「自分のため」とさらりと答える。

強いなあ。

誰のためでもなく、ただ自分のためだけに、死ぬまで努力を続けていくなんて、私には途方もないことのように思えた。

 

この先、一喜一憂が、一喜三憂、そして一喜五憂と、年を負うごとに、がっかりすることの方が、うんと多くなっていくんだろうと思われる。

そうなると、キレイのための努力だけでは追いつかず、受け入れる強さも必要なのかもしれない。

 

強くない私は、渋々ながら老いも受け入れつつ、せめて一喜二憂くらいになるようにと、ささやかな努力を、続けていくんだろうなあと思う。

 

 

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